2015年3月29日日曜日

Raspberry Piセットアップ日記(16)バックアップからのリストア

ホームディレクトリにあった.profileなどの設定ファイルの類を誤って消してしまったので、システムバックアップからリストアする。

バックアップはddでとってある。

ddコマンドは以下のように実行している。
${fullname}はバックアップダンプのファイル名。

sudo dd bs=1M if=/dev/root of=${fullname}

1、ddからのリストア失敗


結論から言うと、ddからのリストアはうまくいかなかった。

(1)vmwareでリストア

まず、ddだとデバイスにしかリストアできないようなので、ファイル単位のリストアができない。
かといって今リストア用に使えるデバイスはないので、vmware上のlubuntuにリストアを試してみた。
こんな感じ。
sudo dd bs=1M if=./rootdd_20150318_030001.img of=/dev/sdb1

→リストアは成功したが、マウントできない。(ファイルシステムが不明、
といったメッセージが出た)


(2)ddしたファイルをマウントする

●参考

DDしたファイルをマウントする
http://sstea.blog.jp/archives/1012448522.html

以下、引用

ディスクイメージをマウントする
$ sudo kpartx -v -a /media/sf_shared/raspi.img
とすると、下記のような表示が出ると思います。
この時に表示された loop デバイスを使用します。(この例では loop0 を使用します)
add map loop0p1 (252:0): 0 260096 linear /dev/loop0 2048
add map loop0p2 (252:1): 0 5177344 linear /dev/loop0 262144
下記のようにすることで、Raspberry Pi 用のディスクイメージの rootfs パーティションを /mnt/ にマウントできます。
$ sudo mount /dev/mapper/loop0p2 /mnt/

kpartxをインストールし、上記のようにしてみたが/dev/mapper上にloopデバイスが作られない・・

2、dumpへの切り替え

やはりdumpに切り替えることにする
dumpインストールしてdumpに切り替え。

●参考情報

http://tkn384.exblog.jp/20931402
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140414/550303/

●バックアップコマンド

sudo dump -0uf ${fullname} /dev/root

●リストアコマンド

sudo restore -rf rootdump_20150322_094054.dmp

カレントにdumpの内容が展開される

リストアまで確認して、OKになった。

2015年3月27日金曜日

Raspberry Piセットアップ日記(15)DLNAサーバー

●参考

Raspberry Pi をDLNAサーバーに
http://wp.developapp.net/?p=3219

UbuntuにminiDLNAをインストールしてSony BRAVIAで使う
http://bty.sakura.ne.jp/wp/archives/377

●minidlnaインストール
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install minidlna
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  libgail-3-0 libnet-daemon-perl libplrpc-perl powermgmt-base
これを削除するには 'apt-get autoremove' を利用してください。
以下の特別パッケージがインストールされます:
  libavformat53
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  libavformat53 minidlna
アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
553 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 1,330 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? y
取得:1 http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/ wheezy/main libavformat53 armhf 6:0.8.13-1+rpi1 [411 kB]
取得:2 http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/ wheezy/main minidlna armhf 1.0.24+dfsg-1 [143 kB]
553 kB を 1秒 で取得しました (406 kB/s)
以前に未選択のパッケージ libavformat53:armhf を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 76332 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../libavformat53_6%3a0.8.13-1+rpi1_armhf.deb から) libavformat53:armhf を展開しています...
以前に未選択のパッケージ minidlna を選択しています。
(.../minidlna_1.0.24+dfsg-1_armhf.deb から) minidlna を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
libavformat53:armhf (6:0.8.13-1+rpi1) を設定しています ...
minidlna (1.0.24+dfsg-1) を設定しています ...

●設定
sudo vi /etc/minidlna.conf で、media_dirを以下のように変更する

media_dir=/mnt/usbdisk1/shared/media

●起動
pi@raspberrypi ~ $ sudo service minidlna restart
[ ok ] Restarting DLNA/UPnP-AV media server: minidlna.


●ポートあける
pi@raspberrypi ~ $ sudo ufw allow 8200/tcp
Rule added

●運用

  • 適当なDLNAクライアントをインストールしてスマホから確認。PCからなら、Windows Media PlayerでOK。
  • メディアディレクトリにファイルを追加しても基本自動認識されるようだが、フォルダの移動など大規模な変更をしたときはminidlnaを再起動したほうがいい。